失敗しない不動産売却講座⑦
2026/06/04
高く査定する会社が良いとは限らない理由
不動産を売却する際、多くの方が「少しでも高く売りたい」と考えます。そのため、複数の不動産会社に査定を依頼し、一番高い査定価格を提示した会社に依頼しようと考える方も少なくありません。しかし実は、「査定額が高い=高く売れる」とは限らないのです。
不動産査定は、実際の売却価格を保証するものではありません。あくまでも「この価格で売れる可能性があります」という予想価格です。そのため、不動産会社によっては媒介契約を獲得するために、相場より高い査定価格を提示するケースもあります。
例えば、本来2,500万円前後で売れる可能性が高い物件に対し、「3,000万円で売れます」と査定することがあります。しかし実際に販売を開始しても問い合わせが入らず、結果として何度も価格を下げることになり、売却期間だけが長くなってしまうケースも少なくありません。
長期間売れ残った物件は、市場から「何か問題があるのでは?」と思われることもあります。その結果、本来売れたはずの価格より安く売却せざるを得なくなることもあります。
大切なのは、査定価格の高さではなく「その価格の根拠」です。周辺の成約事例や市場動向、販売戦略について丁寧に説明してくれる会社を選ぶことが重要です。
不動産売却は、単純な価格競争ではありません。適正な価格設定と適切な販売戦略があってこそ、良い条件での売却につながります。当社では査定価格だけでなく、なぜその価格になるのか、どのような販売方法が適しているのかまで詳しくご説明しております。売却をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。